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Music is My Life
Music is My Life (JUGEMレビュー »)
福原美穂,sleepy.ab,ローラ・イジボア
外国の声量のある歌手と間違えるほどめちゃくちゃ歌がうまい!ノレる曲ありゃ切なくさせる曲ありで充実した1枚です。自分で曲を書いてるみたいですが、邦楽ならではのダサいテンポではなく、R&Bっぽい感じ。
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デイズ・オブ・グローリー
評価:
ラシッド・ブシャール,オリヴィエ・ローレル
¥ 3,980
(2008-02-02)

JUGEMテーマ:映画
 
日本人としては、映画館での上映やDVDレンタルの
メジャーどころでの戦争映画は、ハリウッド映画がほとんど
だと思います。
ベトナム戦争を描いた「プラトーン」や第二次大戦を描いた
「プライベート・ライアン」「シン・レッド・ライン」、「硫黄島から
の手紙」などは有名キャストで作られ、作品としても日本人
にはよく知られています。

しかしこの「デイズ・オブ・グローリー」はハリウッド映画では
なく、ヨーロッパのいくつかの国の合作映画であり、日本人
が一般的にほとんど知らない側面から描いている作品です。

1943年のドイツvsフランスが舞台になっていて、そのフラ
ンスの植民地であったアルジェリアやモロッコなどの国から
フランスを援護する義勇軍として第二次大戦に参加した
ムスリム兵たちが主人公です。

植民地が、支配先の援護をする・・・。これは、植民地では
なかった日本の人々からはなかなか想像することが出来
ない部分だと思います。考えてみれば、日本も朝鮮人を
同じように扱ったのでしょう。
アラブ人がフランス軍に参加して戦うということについて、
この映画に描かれているような差別があったんですね。
植民地が支配国の人間を超えることは出来ない。そんな
実態を見せ付けられる映画でした。

フランス人の軍人には休暇が与えられ、家族にも会えるし
食事も十分。でも、アルジェリア人などのアラブ人たちには
休暇は一切なく食事にも差別化が図られ、手柄を立てても
昇格しない実態。
極めつけは、アラブ人には従軍後の恩給が、未だ与えら
れていないという事実。
なんだか苦しいですね。

戦争の悲惨さという側面を描いた映画ではなく、同じように
戦争に参加し国のために戦ったのに、この不平等さは何
だということを訴える傾向が強い映画でした。

ネタバレですが、



個人的に気になるのは、アラブ人メスードの手紙が、何故
フランス人の恋人?イレーヌに届かなかったのか。誰かが
止めていたのかな。


わざわざ買うほどではない映画ですが、レンタルしてみて
そういう史実を知るのはいいかもしれません。
戦争ドラマ21:20comments(0) | - |
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ブリキの太鼓
JUGEMテーマ:映画

この映画って、1960年代くらいの映画かと思ってたら、意外にも
1980年間際の映画なんですね。

非常に有名になった”名作”とうたわれた映画で、子供の頃から
タイトルは知っていましたので、ずっと見てみたかったんです。

いやあ、非常に奇怪な映画というか・・・ちょっと「ツインピークス」
のような感じのわけの分からなさがいっぱいの映画で。
しかも、ちょっとエロティックでちょっとグロっぽい。
シリアスな戦争ドラマかと思ってたのに・・・。

 
ポーランドが舞台でした。
ポーランドのある女性の妊娠の経緯から始まり、その孫が主人公で。
主人公の少年オスカルは、赤ちゃんのときから自意識があり、
この世に生を受けたその日に母親が話しかけた
「3歳になったらブリキの太鼓を買ってあげる」と言ったのを覚えている
ような設定の映画ですから、普通の映画ではないことは間違いない
です。

オスカルの母親は、夫と、自分の従兄弟ヤンという二人の男に
愛されながら生活もしているし、オスカルはオスカルで大人になって
もブリキの太鼓を肌身離さず持ち歩いている奇妙な人です。

しかも、大人になりたくないといって、自分の成長を自ら止める
ことが出来、3歳のまま体を大きくしないでいられる。

母親が死に、父親が自分と同じ年のマリアを後妻にもらい、
オスカルとマリアの変ないちゃいちゃシーンも、普通の映画とか
ちょっと違う。

なんか、訳のわからないうちに見終わってしまった映画で、
いったい何がいいたかったのか理解できず・・・。
ただ、子供の頃から見てみたかった映画を見ることが出来た、
という満足感だけは得られましたけどね。

面白くない映画ではないけど、一般ウケしないでしょうね。
戦争ドラマ11:55comments(0) | - |
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ディアハンター
JUGEMテーマ:映画
 
私が子供の頃から”名作”と言われ続けていたディアハンター。
数々の賞を受賞しています。

監督はマイケル・チミノ。大物ですね。
キャストも豪華で、ロバート・デニーロ、メリル・ストリープ、ジョン・カザール
(メリル・ストリープとこの映画で知り合い婚約していますが、この映画の
公開を待たずに癌で亡くなりました)、ジョン・サヴェージ、そしてアカデミー
助演男優賞を受賞したクリストファー・ウォーケンの出演です。

鹿狩りを趣味にした仲間たちのうち、スティーヴン(サヴェージ)、ニック
(ウォーケン)そしてマイク(デニーロ)はベトナム戦争に志願します。
それまでは田舎で仲良くわいわいと暮らしていた仲間ですが、彼ら
3人のベトナム行きにより、次第に変わっていくのです。

ベトナム戦争のシーンはごくわずかですが強烈で、短いけれども
戦争の緊迫した、精神状態が極限にまで追い詰められる様子が
よく伝わってきます。

ベトナム兵の捕虜になったスティーブン、ニック、マイクに訪れた、
その後の彼らの人生に多大な影響と悲劇をもたらす経験になる
捕虜の”死”のゲーム。

このワンシーンが、この映画の最初から最後までに影響します。

長い長い映画でした。
ゆっくり落ち着いて見れるときじゃないと、なかなか良さは理解し
にくい映画かもしれませんが、でも名作ですね。やっぱり。
これだけ長い時間でも、何か心に訴えるものが出来上がっています。

しかしクリストファー・ウォーケンのイケメンぶりには驚き。
美男子もいいところですし、実際の彼はお坊ちゃんだったのですが、
それが上品に生かされた役でもあったと思います。
彼がこの映画で助演を受賞したのもうなづける映画でした。

また若いメリル・ストリープは美しい。
この物語の中で、他とは違うカラーで輝いています。

この映画、もう1回、時間のあるときにゆっくり見たいです。

戦争ドラマ13:58comments(0)trackbacks(0)
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ヒトラー 〜最後の12日間〜
JUGEMテーマ:映画
 
これまた、ウォンテッドの記事でも名前を出したトーマス・クレッチマン
登場の歴史映画。
見ながら早速驚いたのは、映画「ワルキューレ」にも登場したクレッチマン
ともう一人の俳優が、内科医(軍医)として登場したことです。
クレッチマンの経歴を見ると、彼はドイツ人のせいかナチス将校の役が
結構多いようです。そもそもワルキューレでも、トム・クルーズが主役に
決まるまではトーマス・クレッチマンが主役だと決まっていたそうで。
彼がこういった役柄や映画を好んで出演するのも、クレッチマンの経験
が大きく影響していると思われます。
クレッチマンは西と東(民主主義と共産主義)に分裂していたドイツ、それも
共産主義の東ドイツの生まれであり、彼は10代の半ばでオリンピック
選手としての輝かしい栄光を捨ててまで、亡命をしています。
雪の山々を越えて亡命したせいで指の一部を凍傷で亡くしているという
壮絶な経験をしています。
その経験をせざるを得なかったのは、ドイツの戦争の後遺症を彼の
生まれ故郷が大きく受けていたせいだと思うのです。それらの経験が
ナチス将校を演じる理由かもしれません。


あとは、「トロイの秘宝」で発掘家シュリーマンを演じた俳優も、この映画に
登場していて、欧米の演技派俳優で固めた豪華キャスト出演の映画になって
いるのも、この映画の特徴と言えます。

ヒトラー(昔は”ヒットラー”という表記や読みが多かったですが、今は
ヒトラーで定着しています)を描いた作品は多くあるようですが、この
作品は実に中身の充実した濃い映画でした。
ヒトラーの政治家としての人生ももっと見たい人には、ロバート・カーライル
がヒトラーを演じた「ヒットラー」を見ると、さらに広い部分でヒトラーの経緯
を理解できるかもしれません。
その映画を観た後で、この「ヒトラー 〜最後の12日間〜」を見ると、
もっと深く理解出来ると思います。

この映画は、死までの12日間、それもヒトラーがまるで「裸の王様」の
ようになってしまった失意の12日間を描いていて、12日間という日数は
短いのに、中身が非常に濃い映画になっていました。

ヒトラー秘書のユンゲという女性の視点で描かれてる形ですが、
彼女には優しい紳士だったのでしょう、カーライルの演じたヒットラーと
は違う一面も描き出されています。

カリスマとして慕われる一方で、信じることができる人がほんの一部しか
いなかったというヒトラーの孤独。
ソ連に攻め込まれ、実質敗北のような状態になってしまって「自決」を
表明する一方で、逃亡したり降伏しようとする部下たちのことは許せず
に「処刑」の命を出す。ヒトラー帝国が崩壊しつつあっても、いつまでも
権力を保持した頂点の男でありたかったプライドゆえ、部下の存命の
有無の決定権をいつまでも保持したかったのでしょう。

時には「逃げる用意を」といい、また別の時には「軍を編成しなおせ」と
言い逃亡をしようとしていたクレッチマン扮する、エヴァ・ブラウンの妹
の夫でさえも処刑する。また、青酸カリの入ったカプセルを外交官に
渡し、いざというときにはそれで死ぬように促す。

彼の孤独と混乱振りが、静かに描かれています。

また、この映画のもう一つのドラマとして挙げられるのが、やはりゲッベ
ルスとその家族の物語です。
ゲッベルスはナチスの広告宣伝担当大臣のような立場で、非常にヒトラー
に心酔している男でした。その妻もしかり。
妻の場合、女たらしなゲッベルスがある女優と一緒になりたいがために
自分と離婚しようとしたことがあり、ヒトラーがそれを止めてくれたことで
ヒトラーに非常な信頼を置くようになったといわれています。(ヒトラーは
国民の信頼を得るために政治家ゲッベルスのスキャンダルを好まなかっ
ただけで、ゲッベルスの妻のために離婚を止めたわけではなかったん
ですけどね)
ゲッベルスはヒトラーの死後、ドイツの首相として任命されていました
が、ソ連の言う「無条件降伏」を絶対に呑めないとし、降伏せずに死を選ぶ
ことにします。妻と子供たちも巻き添えに。

その妻が、6人のまだ幼い子供たちに睡眠薬を飲ませ、完全に眠りに
落ちいった子供たちを毒殺するシーンでは、なんとも言えない気持ちに
なりました。それは同情でもないし、切なさでもないし、怒りでもないん
ですが、なんなんでしょう、盲目であることの怖さ、でしょうか・・・。
なんか宗教のために人を殺したり、盲目に教祖を信じてためらいもなく
盲目に殺人を決行する無知な人のようで、その姿は悲しいものです。
ヒトラーやナチスを心酔したあまりに取ったゲッベルスとその妻の取った
行動は、部外者からは非常に奇異で滑稽に見えてしまう。
でも本人たちは、それが幸せの道だと信じて疑っていないんですけどね。
子供は正直言って、大きな犠牲者です。睡眠薬だと知らずに、薬だと
言われて飲んだ子供たちですが、長女のヘルガだけは何かを感じ取り、
(感じることが出来るほどの年齢に達していたと思われます)飲用を
拒否するんですよね。このあたりのシーンが悲しかったです。
あの6人の、寝息を立てて安らかに寝ている子供たちの口を一人ひとり
開き、青酸カリ入りのカプセルを入れ顎をグッと押し上げ噛み潰させ
る・・・。即効性のある毒なので、すぐにうなだれ死ぬ子供たち。
毒殺した後、毛布を顔にかぶせ、次の子供へと実行に移る。
その妻の姿には、涙もためらいもありません。泣き崩れもしないのです。
(一通り終わった後、子供たちの部屋から出た瞬間に崩れ落ちるの
ですが、またすぐに立ち上がり歩いていきます・・・)


戦争という舞台で重要な役を与えられたヒトラーをはじめ、
将校や元帥、大佐、また親衛隊たちは、権力を行使することに酔い、
その権力を自分勝手に行使すればするほど、ますます尊大になって
いき簡単に人を殺せもしてしまう。まるで自分が全てを支配する神だと
言わんばかりに。ゲッベルスの妻がわが子を毒殺したのもそうでは
ないでしょうか。
そんなことを感じさせる映画でした。

戦争映画には興味がない人には、退屈な2時間かもしれませんが、
ナチス映画に興味がある人には非常によい映画となると思います。
自分はこのDVD欲しいですね。
また時間があったら見たいなあと思います。



戦争ドラマ18:06comments(0)trackbacks(0)
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告白のとき
シャーリズ・セロンの出ている映画を観るのは久しぶりでした。
相変わらず美しいですねえ。今回は金髪でもないし、派手な化粧も
ないのに。

戦争犯罪に巻き込まれた可能性ある行方不明になった息子を救出
しにいくだけのドラマだと思っていたら、なんか色んな事実が見えてくる
という展開で、トミー・リー・ジョーンズ扮する父親の立場なら、
なんとも言えない気持ちですよね、この映画。
自慢の息子のたどった道を追っていくうちに、なんとも言えない結果に
なってしまうのだから・・・。

息子救出に協力するのが、シャーリズ・セロン扮するバツイチ女刑事。
他にもメンバーは豪華で、懐かしい顔ぶれが。
ジェイソン・パトリック(スピード2やロストボーイに出演。ジュリア・ロバーツ
の昔の恋人です)や
ジェームズ・フランコ(ウィッカーマン、スパイダーマンシリーズ)
スーザン・サランドン
ジョシュ・ブローリン(グーニーズ、ノーカントリー。ダイアン・レインの旦那)
(自分はどうも、このジョシュ・ブローリンが暑苦しくて好きじゃない)
と豪華ですが、作品の内容は意外に地味なのです。
だから、この役者たちは登場しなくてもいいんじゃないの?と思えてしまう。
トミー・リー・ジョーンズとシャーリズ・セロンだけで十分見ごたえのある
映画に仕上がっていたと思います。

この映画を観ながらいろんなことを感じましたね。
息子マイクが泣きながら電話してきた理由・・・軍の方針といえば確かに
危険を回避するための方針ではあるんだけど、あれはなんとかならな
かったのか、とか
そんなマイクがドクと呼ばれていた理由の残酷さ・・
息子が通っていた店の内容・・・
犯人の非道さ、
人は見た目で決め付けることは出来ないと思ったメキシコ人の一件、
トミーリーの訪問で、息子との関係がもう少し深くなったシャーリズ
セロン演じる母親とその息子。

小さな”やるせなさ”がちりばめられていた映画でした。
唯一、そのシャーリズ・セロン演じる母親と息子のシーンが癒しでしたね。

昔あった「将軍の娘」かなんかっていうジョン・トラボルタの映画にも
似た感じですね。

なかなか重い映画でしたが、退屈せずに最後まで一気に見てしまい
ましたよ。DVDをレンタルされても良いかと思います。買うほどの映画
とまではいかないかもしれませんが・・・。




JUGEMテーマ:映画
 
戦争ドラマ22:28comments(0)trackbacks(0)
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ワルキューレ
JUGEMテーマ:映画
ワルキューレ


トム・クルーズ映画はハズレがない。またそんな感じで、良い仕上がりの
映画でした。娯楽映画が多いというブライアン・シンガー監督作品でしたが、
他の「ゴールデンボーイ」や「ユージュアルサスペクツ」のようにシリアス
で完成度の高い映画になっています。

実話を基にした映画で、ヒトラーの失脚を願っていたドイツ将校が
あんなにも沢山いたんだと思うと、なんだか余韻の残る映画でしたね。
歴史の事実では、ヒトラーは自決に追い込まれて死んだっていう
のがあったので、ヒトラー暗殺計画である「ワルキューレ作戦」が
どんな結末で終わるのかは分かってしまっているのですが、でも
最後まで飽きずにハラハラしながら見ることが出来ました。2時間ちょっと
の映画でしたが、あっという間でした。

作戦っていうのは、なかなか思い通りにはいかないものだなと
思います。数々の失敗があって、爆破も結局あんな結果になるなんて
皮肉・・・。神様は何を思って、ああいう悲劇を起こるがままにしたのだ
ろうかと思いました。

この映画を観ながら知らぬ間に、自分ならヒトラー側につくか反逆側
につくか、どちらを選ぶかを選択を迫られているような気がしました。
で、自分の答えは「反逆側」でした。
ヒトラーが総帥になって10年で、数百万の人々が死んだりしていた
とうう悲劇を止めるためにクーデターを起こした将校たちに、自分も
つくかもしれないなと。
まあ、実際の場面になったら恐怖でそんなこと言ってられないかも
しれませんが。

この映画の登場人物であったヘフテン中尉の行動にはジーンと
来ましたね。
なんて勇敢で忠実な・・・男の中の男って感じです。
実際のヘフテン中尉、めっちゃ男前です。
ヘフテン
彼は隠れた英雄であると思います。

ドイツ人の全てがヒトラーのようではなかった、というのを
実感できた感動作でもありました。

今、上映中ですからお時間のある方は是非どうぞ。
(あ、ナチスドイツでヒトラーの側近であったヒムラーは影武者
ではないですので、よろしくどうぞ。あと、ヒトラーの側近のゲッベルス
も登場しますが、この映画は側近を描いている映画ではないので、
あまり気にしないでいいです。)

テレンス・スタンプの登場にはビックリですよ。
ベック将軍の役です。

戦争ドラマ22:48comments(0)trackbacks(0)
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ブラックブック
評価:
カリス・ファン・ハウテン.セバスチャン・コッホ.トム・ホフマン.ミヒル・ホイスマン,ポール・バーホーベン
Happinet(SB)(D)
¥ 2,953
星印は4つにしましたが、本当は3.5ってところかな。

ナチスドイツの支配に翻弄された一人のユダヤ人女性と、彼女を
取り巻く男達の戦争時代を描いた、2006年のオランダ=ドイツ=イギリス=
ベルギー映画のブラックブックを見ました。

結構、ナチの時代の戦争の映画は、考えさせられるものが多くて
好きなんで、こちらでは名が知られていない役者ばかりの登場とは
いえ(あちらでは、有名かもしれません)、あのポール・ヴァーホーベン
監督作品ということで、予告も面白そうだったので見てみました。

ポール・ヴァーホーベン監督といえば
「トータル・リコール」
「氷の微笑」
「インビジブル」
「スターシップ・トゥルーパーズ」
「ショーガール」
なんかの作品を手がけた監督ですね。

彼自身オランダ出身で、ナチスドイツにむごい仕打ちを受けた国の
人間として製作した映画だけあって、戦争における毎日の緊迫した
様子を、出来るだけ事実に忠実に再現したようなシーンもあり、良く
描けていたと思います。


主演は、新星女優さんですが、ナチの将校ムンチェ役の俳優と、
撮影外でも恋愛中ということです(笑)
(この将校、男前ですな。見た目も性格も)


フランケンという薄汚いナチの将校に、家族全員を殺されたエリス
は、ナチに抵抗するオランダのレジスタンスと合流し、復讐を誓う
んです。
で、そのために近づいた将校ムンチェ。次第に彼に惹かれていきます
が、誰かの裏切りで、ムンチェもレジスタンスもエリスも処刑の
危機に・・・。
誰の裏切りなのか、ハラハラさせられます。
で、タイトルにもなっているブラックブックと呼ばれるものが、真実
へと導いていくわけです。
まあ、ブラックブックそのものは、最後のほうに少し出るだけで、
正直別に、このタイトルを付ける必要もなかったとは思いますけどね。



次の瞬間には命を落とすかもしれない緊迫したナチの支配と
人々の愚かさなんかもよく描けていると思います。

長い映画だけど、なんか結構興味深く最後まで見ることが出来ました。
戦争ドラマ01:33comments(0)trackbacks(0)
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プライベート・ライアン
評価:
トム・ハンクス,トム・サイズモア,エドワード・バーンズ,マット・デイモン,バリー・ペッパー,スティーブン・スピルバーグ,ロバート・ロダット
¥ 1,500
映画館で見たときは、あの当時、ここまで生々しい戦争シーン
があった映画がほとんど無かったため、冒頭のノルマンディ上陸
のシーンは衝撃的でした。

しかも、終わった後は、「なんだ、あまり大したことがなかった」
と思ったのですが、久しぶりにもう一度見てみたら「なかなか
いい映画やん」と。

お涙頂戴すぎる部分もあったりするのは、あまり好きではない
部分ですが(例えば、ラストのトム・ハンクスが戦車を撃つ
前後や、文学的な青年兵士とロシア兵の交流のあたり)、
やっぱりあの上陸シーンが現実にあったことを忠実に描いた
ところや、兵士達の危険な毎日・緊張が伝わってきたので良かった
と思います。

兄弟全員が戦場に送り込まれたライアン家。
末っ子のジェームズ(マット・デイモン)以外の上の兄達が
死んでしまったライアン家のために、軍はこれ以上ライアン家
の子供達に犠牲が出て両親を悲しませないために、トム・ハンクス
演じる隊長に、ジェームズ・ライアンを探し出して、帰還させる
という任務を与えます。

たった一人の、しかも生きているかどうかも分からない、どこに
いるかも分からない2等兵のために、8人が編成され、パラシュート
で投下したライアンを探すことになるのです。

普通は、一人のために8人がもしかしたら敵の銃弾の犠牲に
なるかも知れないので、馬鹿らしい、放っておけと思うものかも
知れません。編成された8人の中には、そういう空気がありました。
でも、任務を遂行する、ということを指揮官としてトムは遵守します。

自分ならどうするかな、と考えると、「硫黄島からの手紙」の日本兵
のように、自爆死するのは嫌だけど、任務ならライアンを探しにいく
かな。そういう死に方はいいけど、自分で手榴弾抱えて自害するのは
嫌ですね(汗)。
人から見れば、何がどう違うのかと思われるかもしれませんが[:ふぅ〜ん:]
誰かを助けるためにとか、戦う途中で撃たれて死ぬのはいいんですが、
手榴弾を自ら爆発させて(敵を殺すためではなく、自決のため)死ぬ
のはやっぱり嫌ですよ。

でも、激戦地にいったとき、無傷で死ぬか、もしくは完全に死んで
しまうのかがいいです・・・。体のどこかの部分を吹き飛ばされたり
して生き残るのは、残酷ですよね。

例えば、硫黄島で手足を失った何百何千という兵士が、生きて帰還した
際、本土の人々は眼を背けたそうです。
”英雄だ”と思って、音楽隊など編成して待っていたら、ぞろぞろと
手足の無い兵士が降り立って、”見たくないものを見てしまった”と
帰ってしまったそうですよ。多くの人が。
そのときばかりではない、その後も傷ついた兵士への差別は続きます。

そういう部分を描いたのが「7月4日に生まれて」という、トム・
クルーズの映画です。

戦争を美化したような映画が多いです(もしかしたら、このプライベート
ライアンもそうかも)。
ま、一種のエンターテイメントとして見せなければいけない部分も
あるので、美化したような形でもないと、観客には受けない、という
なんだかやるせないところもあるんでしょうね。
(特にアメリカ人にはそういう部分が・・・)

戦争ドラマ23:34comments(0)trackbacks(1)
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硫黄島からの手紙
評価:
渡辺謙,クリント・イーストウッド,二宮和也,伊原剛志,加瀬亮,中村獅童,裕木奈江,アイリス・ヤマシタ,スティーブン・スピルバーグ
んんん〜、評価を星二つにしちゃいました。

その理由はいくつかあって、
1.セットで公開された「父親たちの星条旗」は、実在の実話で
  あり、実在の人物がほとんど、というのに対して、硫黄島から〜
  は、架空の人物が多すぎて、「父親達の〜」と続けてみてしまう
  と、後で「架空」と知ったらしらけてしまった。
2.お涙頂戴演出がしらけさせた。
3.何故、二宮君がキャスティングされたのか理解できない。
4.二宮と裕木奈江という夫婦設定は、年齢が違いすぎるでしょ。
5.戦闘シーンが、「父親達に〜」に比べて少なく、地味な映画に
  なってしまった。


やっぱり、「父親達の〜」とセットで見てしまうと、どうしても
比較してしまうし、実在物の後に、架空人物満載のものを見てしまう
と、やっぱり架空の方が嘘っぽく思えてしまいました。

硫黄島で戦った、渡辺謙が演じる栗林という素晴らしい人物が
実在したことを、この映画の存在で知って、栗林という人を尊敬
したけど、逆にその実在人物に対して、渡辺謙の提案で付け加え
られたという、最後のシーン(コルトという銃を二宮に渡すところ
と、二宮が暴れるところ)は、なんだかドラマドラマしてしまって
逆にしらけてしまいましたね。

なんかこう、地味な映画なら地味な映画で、淡々と史実に通りに
描いてくれているほうが、逆に心に来たのにな〜と。

ちょっと辛口評価ですが。

野崎という兵士の役(二宮の友達の兵士)、最初、大森なお、と
いう俳優かと思うくらい似ていたけど、違う俳優(実はコメディアン
らしい)だったけど、彼は松崎ユウキさんだが、なかなか男前で
優しそうな感じ。ちょっとチェックです。

あと、ちょっと「おおおお、あの人が出てた」っていうのがあり、
それは、渡辺謙がコルトをもらうことになるパーティのシーンで、
一緒に会食したアメリカ軍の軍人さんと奥さんと話すシーンが
あるんですが、その奥さんじゃない旦那さんのほう(軍人)は、
「プラトーン」という映画で、弱弱しいえらいさんの軍人の
役をしていた人です。
真面目な軍曹か何かの役で、皆に受け入れてもらえない人を演じて
いたんですが、その時はまだ20代後半くらいだったんじゃない
かな〜。まだ俳優として活躍していて、また戦争物にこうして
顔を出してくれていたのが、ちょっと嬉しかったです。

戦争ドラマ01:36comments(0)trackbacks(0)
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父親たちの星条旗
評価:
ライアン・フィリップ,クリント・イーストウッド,ジェシー・ブラッドフォード,アダム・ビーチ,バリー・ペッパー,ジョン・ベンジャミン・ヒッキー,ポール・ウォーカー,ポール・ハギス,ウィリアムス・ブロイルズ・Jr
ちょっと意外な観点の映画で、戦争の愚かさを、他の戦争映画
とはまた違った形で感じた映画でした。

硫黄島を攻めるために、軍事資金が必要、なんですね。
当たり前なんですけど、その資金を集める方法が、これまで
知らなかった方法なので、ちょっと意外な方向からの訴えだな
と思ったのです。

硫黄島に旗を揚げた6人の兵士のうち、生き残った3人が、英雄
として有名になります。そして、ただ英雄になっただけならまだ
しも、”英雄に仕立て上げ、それを大々的にアピールすることで
国債を国民に買わせ、軍事資金を調達する”という政府の狙いが
あったんですね。

果たして、こんな英雄に仕立て上げられて(事実は実は少し違う
ので3人は戸惑うのですが)、そんなことをして軍事資金を集め、
戦争に勝ちたいのか、という愚かさを感じました。


3人の兵士の一人であり、主役をライアン・フィリップが演じま
す。「白い嵐」のときのような弱弱しい役とはイメージが違い、
(わざと体重も増やしたのでしょうか)繊細だけども、立派な
戦場の衛生兵を演じています。

ライアン演じる”ドク”の一生(?)を描いた形で、最後はなん
だか静かな感動がこみ上げてきました。


この作品の良かったところは、日本兵を馬鹿にするようなシーン
がない、ということです。
よく「ジャップ!」と、アメリカ人は日本人をそう呼んで馬鹿に
していますが、戦争映画にはその台詞は満載なものです。でも、
この映画は、敵兵士である日本人への”同じ人間としての尊敬の
念”を表したかったからか、そういう蔑視な言動シーンは皆無だった
んですよ。そこにまた、イーストウッド監督の言いたかったことが
表現されているのではないか、と思いました。

しかし、ノルマンディ上陸を思わせるような、迫力ある戦闘シーン。
色んな意味で劣っていた日本軍は、あれだけの敵をよく長い間
退けることが出来たものだと思ってビックリしました。

ライアン・フィリップ以外は、知らない俳優ばかりでしたけど、
十分な映画ですね。その方が、事実としてよりリアルに感じるこ
とが出来るのではないでしょうか。



戦争ドラマ22:43comments(0)trackbacks(1)