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Music is My Life
Music is My Life (JUGEMレビュー »)
福原美穂,sleepy.ab,ローラ・イジボア
外国の声量のある歌手と間違えるほどめちゃくちゃ歌がうまい!ノレる曲ありゃ切なくさせる曲ありで充実した1枚です。自分で曲を書いてるみたいですが、邦楽ならではのダサいテンポではなく、R&Bっぽい感じ。
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クロスファイア
JUGEMテーマ:読書


最近お気に入りの宮部みゆき作品に、また手を付けました。
今回は上下巻で成る「クロスファイア」です。
映画化もされているようで、伊藤英明や矢田亜希子、長澤まさみ
などが登場するようですが、本のほうだけ読みました。

パイロキネシスという念力放火能力を持つ青木淳子が、
殺人現場に居合わせてしまい、犯人達を”逃げた一人を除いて”
焼き殺すところから始まります。

パイロキネシスといえば、30代の私なら聞いたことがある言葉です。
幼児期に見ていたアニメ「バビル2世」がパイロキネシスを持って
いたんですよ(笑)
歌にも、1番では「火炎放射だ、電撃だ〜」って歌詞が有り、
2番でははっきりと「パイロキネシス、テレパシー」と言って
いるので、バビル2世のファンならば、きっと耳慣れた言葉
だったと思います。

さて、その青木淳子は、正義感から残りの犯人を追跡し始め
るのですが、途中からは主役が交代した感じで「石津ちか子」
刑事が彼女を追う視点、が中心となって進みます。

青木淳子視点での物語は、緊迫感があり引き込まれました
が、石津ちか子にバトンタッチした視点では、ちょっと物足り
ない感じでした。

青木淳子は最初、自分が残忍な犯人達を追う側です。でも、石津
によって「追われる側」になり、追う側と追われる側の両方の
視点で物りは構成されているのですが、
正義のために、殺された人の代わりに復讐をする青木淳子は、
自分の行為を正当化しながらも、結局は「追われる側」に
なっていることから、青木淳子の正義感から来る復讐は、正しい
ものなのかどうかが描かれているのでしょう。
実際、物語の中でも、青木淳子は悩むわけです。
法では罰しきれない悪人が、それなりの報いを受けることを皆も
自分も心のどこかで願っている、でも、それを果たすためにする
報復は、正当化できるものなのだろうかと。
しかも、下手をすれば関係の無い人も巻き添えにする。それは、
仕方が無いことなのだろうか、と。


たぶん、誰もの心の中にある「法を逃れて、残忍なことをしている悪人を
制裁してやりたい」気持ちを、青木淳子は叶えてくれているわけ
です。だから、前半部分は読んでいる私も緊迫感を感じ、ワクワク
したのかもしれません。

そこに登場するのは、多田という青年。最愛の妹を、残忍に殺され
た青年。彼は、青木淳子と犯人の追跡をしていたようですが、途中
で彼女にこういうのです。
「やっぱり、もし報復したら、彼らと同じ殺人者に成り下がり、
自分も彼らと同じになるのではないか」と。
青木は「自分の欲望だけで人をいたぶり殺すような人殺しとは
違う」と反発しますが、
実際にもし自分が報復殺人を行えるような力を持っていたら、
私もきっと青木淳子と多田一樹の間で、悩むのかもしれません。

しかし、現実に超能力を目の当たりにしたことが無いので、この
小説には、そういう意味では非現実さを痛感せざるを得ない部分が
あり、それがこの小説にイマイチ感情移入しにくかった原因かも
しれません。

青木淳子の物語は、別の本でも出ているようなので、何もこの
本だけが青木淳子を物語る最初で最後の本ではなかったわけですが、
あの最後はちょっと納得いかなかったな〜と。
ただ、もし宮部さんが、報復が何をもたらすかを描いていたのであれば、
あれは当然の結末だったのかもしれませんが。

しかし、読み終わった後に考えたのです。
超能力は、色々種類があるとして、自分がパイロキネシスを
持っていたらどうだろうかと。
人の心を読んだり、人を操る超能力ではなく、感情をコントロール
しなければ発してしまう炎をもつなら、どこへ使うのか?と。
単純に考えれば、炎は武器になるので、やっぱり報復に使うのかな
と思ったり。
人の心を読むことや、千里眼などは、犯罪捜査に協力しやすい超能力
だと思いますが、炎っていうのは、何に使うのか・・・
そう考えたときに、青木淳子の行動の経緯も、若干分かったような
気もします。

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