出演 ティム・アレン、シガーニー・ウィーバー
アラン・リックマン
この映画、昔あった「サボテンブラザーズ」と似た部類の映画
なんですが、コメディでとても面白いです。
もう馬鹿げていて笑える、というか。
しがない宇宙物のTV役者ティムたちは、あるサイン会のイベントに
仕事で行きます。そこで、宇宙服を着た何人かがティム・アレンの
所に来るのですが、自分たちの宇宙番組に出て欲しい、というのです。
仕事の契約がなかった彼は、喜んで彼らの誘いに乗り、彼らに
連れられるまま、よく出来た宇宙空間の撮影所らしきところへ
行くのです。そこには、SFのセットによく登場する「宇宙転送
ポッド」があり、彼もそれに入って転送されます。
そして、宇宙船に乗るのですが、「これはすごく良く出来た撮影所
だ!」と彼が驚いたのもつかの間、悪い宇宙人が現れ、そのやり取り
で、自分はSFの撮影所にいるのではなく、本当の宇宙に連れて
こられていて、これは映画の撮影ではなく、本物の宇宙人退治を
お願いされているのだ、と知るんです。
ここまでも、面白い動作の宇宙人が登場してほほえましいのですが、
ティムが仲間を連れて宇宙に行く後からも、良い宇宙人たちとの交流が
面白くほほえましいんです。そしてバカバカしすぎて!(笑)
特に、アラン・リックマンのトカゲ星人?と、それに憧れる宇宙人の
関係が面白いし、泣けます。
トカゲ星人の恒例の台詞、是非お楽しみ下さい。
ダイハードでは悪党テロリスト役で、見る人々を怖がらせたアランも、
この映画では大変身。立派な喜劇役者です。彼が1番おいしい役だと
思います。私がこの映画に出演するなら、彼の役がいいですもん(笑)
コメディ映画のオススメの一つです。