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Music is My Life
Music is My Life (JUGEMレビュー »)
福原美穂,sleepy.ab,ローラ・イジボア
外国の声量のある歌手と間違えるほどめちゃくちゃ歌がうまい!ノレる曲ありゃ切なくさせる曲ありで充実した1枚です。自分で曲を書いてるみたいですが、邦楽ならではのダサいテンポではなく、R&Bっぽい感じ。
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プラトーン
評価:
チャーリー・シーン,オリバー・ストーン,トム・ベレンジャー,ウィレム・デフォー,ケヴィン・ディロン,フォレスト・ウィテカー,ジョン・C・マッギンリー,フランチェスコ・クイン,デイル・ダイ,ジョニー・デップ
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
¥ 900
この作品も、中学生の頃に見て大きな衝撃を受けた作品の一つです。

それまで戦争映画って見たことが無かったんですけど(中学生だし)、
そうでない大人になった今でも、衝撃的な作品です。
よくある戦争映画の「腕が飛ぶシーン」なんかでのリアリティも
さることながら、敵が密林の中から現れるときの待ち伏せ時の恐怖や
見えない敵との駆け引き、敵を”戦争だから”という名で残虐に
扱う兵士たちの深層を、見事にリアルに描いています。
そして、映像で見せるリアリティだけではなく、戦争時における人間の
本性と心理を見事に描いているので、当然、本作品はその年(1986年)の
アカデミー最優秀作品賞、監督賞などを受賞しました。

出演者は非常に豪華で、先日アカデミー主演男優賞を受賞した
フォレスト・ウィテカーまで出ていて「こんな所にも出演していた
んだ!」と驚かされます。
他には、現在大人気のジョニー・デップ(パイレーツ・オブ・カリビアン
シリーズ)も、ベトナム人の通訳兵士の役で登場し、先導切って森を
歩きながら敵の待ち伏せ兵に撃たれチャーリーシーン扮するテイラー
に助けられる、というちょっとだけのシーンで登場します。
他には、この作品のパッケージ(両腕を伸ばしている人物)になって
いるウィリアム・デフォー、
トム・ベレンジャー(彼はこの作品が強烈過ぎて、この作品以降、
パっとしない役ばかり演じています)
チャーリー・シーン(この作品で、爆発的な人気を得ます)
ケビン・ディロン(当時から悪役ばかりやっているんですね)
そして、この作品の監督オリバー・ストーンも後半に司令官で登場
します(すぐ死にますが)。

監督のオリバー・ストーンは当時、配役を決める際、トム・ベレンジャー
扮するバーンズの役をウィリアム・デフォーに、ウィリアムの役エリアス
をトムにさせる予定だったそうです。
ところが、悪役ばかりしてきた(そういう顔つきの)ウィリアム・デフォー
を、またそういう役で演じさせるより、トムと交代したほうがいいだろうと
思ったそうです。
人の心の奥に潜む”ずるさ””正義””狡猾さ”を描くのがこの映画の
目的でもあったストーン監督は、そのように決断することで、映画の
深みをさらに増したかったのでしょう。その作戦は大成功でした。
トムは、そのことで、あえて自分の顔に深い傷をメイクで入れてもらう
ことにします。あの傷は印象的ですよね。

トムの演技力が十分に発揮され、尊敬されるリーダーからずる賢い男
への(でも、彼が言うことも一理ある)印象を演じきっています。
彼がアカデミー最優秀主演男優賞を受賞しなかったのが不思議なくらい
です。

また正義感があって心の優しいエリアスを演じるウィリアム・デフォーが
かなり格好良かったし、他の役者の演技力がすごくて、
この映画に登場する役者たちのすごさに、この映画は成り立っていると
思いました。

ただ、これがデビューともいえるチャーリー・シーンですが、”やっぱコネで
出たのかな”って思うくらい、演技が下手ですくもり
しかしながら、その初々しさが、新兵らしさを際立たせていたんですけどね。

戦争って怖い。
触ったもの、持ち上げたもののどれがいつ爆発するか分からない、
歩いた場所のどこにわなが仕掛けられているかも分からない、
どのたこつぼから急に乱射されるか分からない、
敵がどのように攻撃してくるか分からない暗闇を歩く怖さ。
でも、もっと怖いのは残虐になった人間そのものだと感じさせられる
のがこの映画でした。
敵だからといって、あんなことをして許されるの?
自分の罪を正当化するために、人をあんな風に陥れることがまかり
通るのか?
そんなことを考えさせられ、なんとも言えない物悲しい気持ちで
ラストを迎える、というのがこの映画です。

しかし、この映画は3,4回見ましたが、深いです・・・。


戦争ドラマ08:58comments(0)trackbacks(1)
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コフィン・ダンサー
評価:
ジェフリー ディーヴァー
¥ 1,950
(2000-10)

昨年末からハマっているのが、ジェフリー・ディーヴァー作品で
今回おススメするのがその1つ、「コフィン・ダンサー」という作品です。
ハードカバーで450ページあって、かなり分厚いですが、一気に
読み進めていけるほど、めちゃくちゃ面白いのです。

そもそも、彼の作品は映画「ボーン・コレクター」で知ってはいました。
あの映画も、かなりゾクゾクするサスペンスで、ラストを除けば(笑)
非常によく出来た作品で、アンジーがぴったりな配役でした。

あの作品は、事故で体が麻痺して寝たきりの刑事リンカーン・ライムと
一巡査官のアメリア・サックスの出会いの作品で、二人が協力しあって
連続殺人犯を追う話でしたが、
この「コフィン・ダンサー」はその続編にあたり、また二人が登場します。
今度は、コフィン・ダンサーという頭脳明晰で凄腕の暗殺者を追う話なの
ですが、出だしから「ええええ??そうだったの!?!?」という
J・ディヴァーならではの展開で物語は始まります。

もう、映画を見ているのかと思うほど、描写が細かく(でも苦にならない)
まるで目の前でストーリーを見ているかのような錯覚に陥ります。

科学捜査で、犯人が残していった証拠を分析し、プロファイルしながら
犯人の居場所を突き止めていくストーリーに、読者は飽きを感じずに
ハラハラしながら読み進めて行くことになるでしょう!!

絶対、コフィン・ダンサーも映画化して欲しい〜〜〜!
勿論、アメリア・サックスはアンジェリーナ・ジョリーで!

かって損は無い1冊です。
読み終わった後、必ず「おおおおおおお」と言ってしまうでしょうね。
星5個中5!120点満点です!
ジェフリーディーヴァーの本!21:05comments(0)trackbacks(0)
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バンジージャンプする(韓国映画)
韓国映画
出演  イ・ビョンホン、イ・ウンジュ

この映画の助演女優であり、当時、人気急上昇中の
イ・ウンジュが、25歳の若さで首吊り自殺した、という
衝撃的なニュースから2年が経ちます。

イ・ウンジュの存在は、当時の日本ではそんなに知られて
いませんでしたが、この自殺報道によって、韓流ブームが
到来していた日本で、彼女は皮肉にもその名前をこのような形で
日本に広く知られ始めます。

“自殺した女優”
暗く哀しく重いレッテルが付きまとう中で、自殺後に次々と
公開される彼女の作品は、いや彼女の演技は、その映画を見た
人たちから、非常に高い評価を得るようになります。
そして人々は、ますます思うのです。
“非常に惜しい女優を亡くしてしまった”と。

それだけ、イ・ウンジュの存在は、どの映画においても非常に
偉大なものでした。でもそれは、決してでしゃばった演技をする
わけでもなく、自分に与えられた役割を心から理解した上での
演技であり、彼女がその役を演じきるために最善を尽くした
ことは、誰の目にも明らかです。

映画「ブラザーフッド」では、主演チャンドンゴン演じる男の
妻の役で、健気で儚く、でも力強い役を見事に演じ切り、
登場時間は少ないのにも関わらず、見る者が彼女の役に同情
して、彼女が映画の中盤でもうすでに登場しなくなるにも
関わらず、映画の終了までその存在を忘れられないような印象を
残しました。

この映画「バンジージャンプする」でも、イ・ウンジュの登場
回数はさほど多くなく、日本国内で韓流をブームにしているおば
様方に圧倒的な人気を誇るイ・ビョンホンが目玉の作品にも
関わらず、彼女は劇中で“イ・ビョンホンを虜にした女”を
ミステリアスに演じます。

ビョンホン演じる青年が、一目ぼれする女子大生テヒを演じて
いますが、ビョンホンが入れ込むのとは対照的な演技です。
どこかクールで、彼を完全には受け入れていないようなテヒ。
ところが、テヒも心からビョンホン演じる青年を愛していて、
「この愛は永遠だ」とお互いに言い合うまでになるのです。
「君がどこに居ても、僕は絶対に君を見つけ出す」とビョンホンは
言います。
 そんなある日、兵役に出るビョンホンを見送りに来るはずの
テヒが、姿を消すのです。「永遠の愛じゃなかったの?」と、観客
はテヒに裏切られたような気持ちになるでしょう。

 ココからがこの映画の見所ではないかと思います。
 少々、意外な展開に、最後は衝撃的でかつ切ない気持ちを味わう
ことになるでしょう。


2005年、彼女の自殺を聞いた、この作品の共演者ビョンホンは
その知らせが持つ衝撃の強さの余り、しばらく口を開けなかったと
言います。

私は、彼女の作品を見るたびに、彼女の存在が、あのような形で
失われたことに悲しみを感じざるを得ません。
女優として非常に有能であり、人間的にも非常に正直で純粋な人格
を持つ彼女の死を、辛く思います。

 この映画のラストのように、イ・ウンジュが幸せであることを
願っています。
韓国映画18:17comments(0)trackbacks(0)