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評価:
コリン・ファレル,ラリー・コーエン,ジョエル・シューマカー,キーファー・サザーランド,ラダ・ミッチェル,フォレスト・ウィテカー
¥ 994
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この作品に対する評価が”5つ星中3つ”だったことが自分でも意外でした。
というのも、最初は5つ星中1つくらいだろう、と思っていたからです。
ストーリーが「公衆電話ボックスにかかってきた電話を取ったら、それは
自分に対する脅迫電話で、電話を切れば命を失う主人公が、電話ボックス
で犯人とやりとりする」という話なもんなので、どうしても通常1時間半
の映画としては「この設定で1時間半、引っ張ろうだなんて、どうせ
途中で限界がきて飽きるに決まってる」と思っていたわけなんですよ。
実際、自分の従姉がこれを見終わってから、「あの設定で1時間半は無理
があるよ!」と言っていたので(笑)、お陰でず〜っとこの映画に興味を
持てないでいたのですが・・・
見ちゃったんですよね、この映画(笑)。裏切られるのを分かっていて。
なんせ、父が持っていたもんだから。>DVD
それで、やっぱり案の定、最初は「えええ?自分ならこんな電話、最初
の方で切っちゃうよな」と思って、わけの分からない電話をいつまでも
切らない主人公に腹が立ったりしまして。
しかも、犯人は顔が見えない設定で、声だけの出演なんですよ、ほぼ。
その”声”っていうのが、当然、後で付け加えられた(吹き込まれた)
ものなので、なんだか声が「スタジオで録音しました」的で、浮いた感じ
までして、見えているシーンと声がかけ離れた感じなんで、なんだか
イマイチ臨場感がなく。。。
なので、途中で早送り(倍速再生?)なんかしちゃったり(笑)。
ところがです。
犯人の要求をやっと飲むことにした主人公の、本心からの言葉と行為が
なんだかすごく心にきてしまい(笑)。
「あれ?この映画、ちょっとテーマあるんちゃうん?」みたいな感じで
評価が意外なほうへ転がってしまいました。
”終わりよければ、全て良し” !?
まあ、それに”退屈”なシーンというのは無かったんですよ、この映画。
なので、まあ暇つぶしになら見れる映画ではないでしょうか。
自分の中では、
DVDを買う
テレビ放送があれば見る
無料でDVDが借りれたら見る
こんな感じでしょうか。
え?それで何故、評価が3つって?(笑)
ですから、
さっき書いたシーンが良かったので。
・・・ただそれだけです(笑)