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Music is My Life
Music is My Life (JUGEMレビュー »)
福原美穂,sleepy.ab,ローラ・イジボア
外国の声量のある歌手と間違えるほどめちゃくちゃ歌がうまい!ノレる曲ありゃ切なくさせる曲ありで充実した1枚です。自分で曲を書いてるみたいですが、邦楽ならではのダサいテンポではなく、R&Bっぽい感じ。
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エンプティー・チェア
評価:
ジェフリー ディーヴァー
¥ 1,950
んんん〜〜〜。

読み終わった後、そんな感じでした。

ジェフリー・ディヴァー作品で、リンカーン・ライム登場シリーズの
第3作目でもあるこの作品、第1話目、第2話目がそれぞれ面白かった
ので、興味を持って読み始めました。

しかし、ディヴァー特有の「どんでん返し」っていうのが無いに等しく
前作のコフィンダンサーの展開が、早くスリリングな内容だっただけに、
この作品のテンポが淡々と進む感じがして、どうも物足りなさを感じ
ざるを得なかった、という感じなのです。

この淡々さで進めるならば、この分厚さは途中で退屈してしまいます。

しかも、この本のまずかったことは、購入時の帯に内容が書かれている
ことが全てで、それ以上は無かったということでした。
つまり、帯に書かれてある紹介文だけで、ストーリーが読めてしまい、
どんでん返しもないので、んん〜〜ということなのです。

勿論、別に読み応えがないわけではないのですが、わざわざ購入する
ほどでもないのかな、というのが正直な感想です。

また、更にちょっと言えば、アメリアの行動が、警官としてあるまじき
行動である上に、最後のアメリアの結末も、なんだか安易な気がして
いまいち納得がいかない終わり方の気がします。ええええ?そんなこと
普通は有り得ないっしょ・・・みたいなひやひや都合が良すぎると
いうかね(苦笑)

新作で購入する
古本で購入する
友人に借りるか図書館で借りる上で暇があったら読む


大好きなジェフリーの作品だからこそ、私の場合は期待が大きすぎたのかも
しれませんね。
ジェフリーディーヴァーの本!18:20comments(0)trackbacks(0)
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フォーン・ブース
評価:
コリン・ファレル,ラリー・コーエン,ジョエル・シューマカー,キーファー・サザーランド,ラダ・ミッチェル,フォレスト・ウィテカー
¥ 994
この作品に対する評価が”5つ星中3つ”だったことが自分でも意外でした。

というのも、最初は5つ星中1つくらいだろう、と思っていたからです。
ストーリーが「公衆電話ボックスにかかってきた電話を取ったら、それは
自分に対する脅迫電話で、電話を切れば命を失う主人公が、電話ボックス
で犯人とやりとりする」という話なもんなので、どうしても通常1時間半
の映画としては「この設定で1時間半、引っ張ろうだなんて、どうせ
途中で限界がきて飽きるに決まってる」と思っていたわけなんですよ。
実際、自分の従姉がこれを見終わってから、「あの設定で1時間半は無理
があるよ!」と言っていたので(笑)、お陰でず〜っとこの映画に興味を
持てないでいたのですが・・・

見ちゃったんですよね、この映画(笑)。裏切られるのを分かっていて。
なんせ、父が持っていたもんだから。>DVD

それで、やっぱり案の定、最初は「えええ?自分ならこんな電話、最初
の方で切っちゃうよな」と思って、わけの分からない電話をいつまでも
切らない主人公に腹が立ったりしまして。
しかも、犯人は顔が見えない設定で、声だけの出演なんですよ、ほぼ。
その”声”っていうのが、当然、後で付け加えられた(吹き込まれた)
ものなので、なんだか声が「スタジオで録音しました」的で、浮いた感じ
までして、見えているシーンと声がかけ離れた感じなんで、なんだか
イマイチ臨場感がなく。。。

なので、途中で早送り(倍速再生?)なんかしちゃったり(笑)。

ところがです。
犯人の要求をやっと飲むことにした主人公の、本心からの言葉と行為が
なんだかすごく心にきてしまい(笑)。
「あれ?この映画、ちょっとテーマあるんちゃうん?」みたいな感じで
評価が意外なほうへ転がってしまいました。
”終わりよければ、全て良し” !?

まあ、それに”退屈”なシーンというのは無かったんですよ、この映画。

なので、まあ暇つぶしになら見れる映画ではないでしょうか。

自分の中では、
DVDを買う
テレビ放送があれば見る
無料でDVDが借りれたら見る

こんな感じでしょうか。

え?それで何故、評価が3つって?(笑)
ですから、さっき書いたシーンが良かったので。

・・・ただそれだけです(笑)
サスペンス00:04comments(0) | - |
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五弁の椿
高校生の頃、山本周五郎という作家の小説にすごくハマッていて、
高校生にしたら渋いもん読むな〜と親に言われたことがあります。

確か、宝塚歌劇団の月組が、剣幸(つるぎ・みゆき)の退団公演で
山本周五郎原作の「人でなし」(だったかな)と「柳橋物語」の
ストーリーをミックスさせた「川霧の橋」という作品があり、
それを、知人の誘いで見に行ったら、すっごく面白くって、是非、
原作を読んでみたいと思ったのが、山本周五郎の作品を読み始めた
きっかけでした。
(ちなみに、この「川霧の橋」では、今人気の天海祐希がまだトップ
男役ではなく3番手で、かなりの悪役をしていた作品です)。

それで、最初に読んだのが「今も昔も」で、あまりにも面白くって
次々に彼の作品を読みました。
その中で、いくつか心に残る作品があったのですが、その一つがこの
五弁の椿、だったのです。

これは昔、女優岩下志麻が演じたそうなのですが、
ある若い女が、ある事情で自分を捨てた父親に復讐するために、
いろんな人を殺めていくのですが、その犯行現場にはいつも五弁の
椿の花びらがちりばめられている、という感じの話で、刑事さん
(この当時の言葉で言えば、岡っ引きになるのでしょうか)が
彼女を追ううちに、悲しい過去を知って行く話しなんですね。

人を殺めるのはよろしくないのですが、どうもこの主人公の少女
(18歳くらいの設定だったように思います)に同情すると言うか
応援してしまいたくなるというか・・・そんな気持ちになって読んだ
記憶があります。

山本周五郎のこの作品、お勧めです。
00:40comments(0)trackbacks(0)
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あやし
宮部みゆき、と言えば「模倣犯」で宮部ファン以外の人々にも
名前を知られるようになったのではないでしょうか。
「模倣犯」は、SMAPの中居君がその犯人役を演じて話題になった
ため、読書を普段しない若者も宮部のこの作品なら読んだかも
知れません。

しかし、私はこの「あやし」を読むことが、宮部ワールドに触れる初めての
機会になりました。

これは、時代物の短編集で、怪しい&妖しい出来事を人情味あふれる
タッチかつ不思議なタッチで描いています。

個人的には「安達家の鬼」と「時雨鬼」が好きでしたね。

大どんでん返しのあるサスペンスや、ショッキングなサイコものとは
違って、日本風情あふれる作風の中で、少しばかりの驚きをラストに
与えてくれたり、切なさを与えてくれる作品ですね。

これで、宮部みゆきの時代物に興味を持ったので、他の作品も購入して
みました。こういう作品が書けるのは、いい作家だと思います。

18:36comments(0)trackbacks(0)
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ユナイテッド93
評価:
コリー・ジョンソン,ポール・グリーングラス,タラ・ヒューゴ,クリスチャン・クレメンソン,ジョン・パウエル
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
¥ 2,880
米国同時多発テロ事件の衝撃は、世界中の人の脳裏に今も未だなお
残っていることでしょう。

テロ組織であるアルカイダのテロ実行犯によるハイジャック事件を
ドキュメンタリータッチで描いたこの作品は、ハリウッドの有名俳優が
出演しているどの映画よりも、印象に残る映画になりました。

911と呼ばれるこのテロ事件は、4機の飛行機のハイジャックにより
行われます。2機は、ワールドトレードセンタービルに激突し、1機は
ペンタゴンにある米国国防省に墜落、そして、この映画で描かれて
いるユナイテッド93は、特にどこ、ということもなく墜落します。

“何故、ユナイテッド93は、どこへも激突しなかったのか”という
ことが、実際にこの機に搭乗していた乗客が、ハイジャックされて
いる最中に家族や色んな機関に電話連絡をし、状況を伝えていた録音
記録を基に明かされていきます。

見終わった瞬間、とてつもなく悲しい気持ちになりました。
色んな悲しみです。
自分たちのあがめる神を信じるがゆえに、実行した犯人たちの人生の
憂い(本当に彼らの心の中には平安があったのか?)、飛行機に乗って、
逃げ場もなく後は死ぬしかない状態の乗客たちのラストの行動、
何も出来ずにただ見守るしか出来なかった国や飛行機会社の人々、
何の恐怖も知らずに事件をニュースやこうした映画でみる人々が
いること(自分を含めて)。

「911事件は、アメリカ政府がわざと起こした事件で、これによって
テロ犯に戦争を仕掛ける事が出来るので、軍事国家のアメリカ経済は
潤う」、という疑惑が物議をかもしています。
事の真相は何にせよ、大勢の人が痛ましい事件の犠牲になったことは
紛れもない事実です。

こんな悲しい出来事がなくなる世の中になって欲しいですよね・・・。

人間ドラマ22:37comments(0)trackbacks(0)