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Music is My Life
Music is My Life (JUGEMレビュー »)
福原美穂,sleepy.ab,ローラ・イジボア
外国の声量のある歌手と間違えるほどめちゃくちゃ歌がうまい!ノレる曲ありゃ切なくさせる曲ありで充実した1枚です。自分で曲を書いてるみたいですが、邦楽ならではのダサいテンポではなく、R&Bっぽい感じ。
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黙秘
評価:
スティーブン・キング
¥ 1,060
(2002-10-04)

JUGEMテーマ:映画
 
随分前の映画ですが、鑑賞する機会になりました。
「ショーシャンクの空に」や「グリーンマイル」でおなじみの
スティーブン・キング原作のサスペンスです。

10数年前の夫殺し事件(不起訴)のデロリスは、今度は自分が
働いていた屋敷の女主人を殺した容疑で警察に拘束されます。
それを機に、長年離れ離れになっていた新聞記者である娘が
帰省します。

この帰省によって、手がけようとしていたスクープ記事を同僚に
取られるかもしれないという苛立ちと、父の死や女主人の死に
ついて詳しく語ろうとしない母に対する苛立ちで、娘は絶望感を
感じ、薬に依存しています。

母であるデロリスが
「私にとって、周りがどう思おうと関係ない。でも、あなたにどう
思われるかが気になっている」と言うシーンがあるのですが、
このサスペンス、ただのサスペンスではなく親子の絆を学ばさ
れるサスペンスであり、老年において孤独な生活を迎えている
人について考えさせられるサスペンスであり、人の絆とは何か、
それぞれのこだわりによって人生にどう影響してくるのか、
他人の人生にはどう影響を与えるのかを考えさせられる映画
でした。
なんか、深い映画だったなあ・・・。

この映画、いろんな意味で学ばされるので、見る価値ありだと
思います。
DVDを買ってしまいました。
サスペンス20:31comments(0) | - |
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小さな恋のメロディ
JUGEMテーマ:映画
 
これ、1970年のイギリスの映画なんで、上映当時はまだ産まれてな
かった自分ですが、今見てもなかなかGOODな映画です。

監督は20代で、主な出演者は10代という青春?恋愛?映画です。

マーク・レスター扮するダニーという11歳の少年が、同じ学校の同級
生であるメロディ(トレイシー・ハイド)に一目ぼれしちゃって、両思い
になった二人は大人たちに”結婚したいんです”。

今時の若い子が主役の恋愛映画って、妊娠とかセックスとかそういう
のは必ずテーマの中に盛り込まれているのですが、この映画の主人公
たちは、そういうことに興味をまだ持ってないというか、初心でおぼこい
設定なんで可愛らしいんです。
せいぜい手をつなぐくらいで、”体を重ねあわせたい”ということではなく
ただ一緒にいたい、それだけの二人。

最初は、ダニーとオーンショーという少年の子供らしい友情を描いて
いて、帰りに寄り道してみたり、ふざけて町を歩いてみたり、爆弾を
作ってみたりと、純粋な少年たちの風景が描かれています。
なんか「懐かしいー」と感じる描写ですね。誰もがこのようなムードや
出来事を経験していたというような、小学生時代の他愛ない日常。

そこに、メロディを登場させることで、少年がちょっと大人への入り口
に差し掛かるような展開。男友達との世界しか知らなかった幼さの残る
少年が、恋ということを覚えて行動に出はじめる・・・。オーンショーそっ
ちのけでメロディを目で追ったり追いかけたりし、彼女に密かに夢中
になっていく可愛いダニー。
なんとなく誰もが経験あることじゃないかなー。

ダニー役のマーク・レスターが超かわいい少年!マイケル・ジャクソン
がFANになるのもうなづける(笑)(マークに精子の提供を依頼したと
されるマイケル)。
この映画のマークは、ちょっと日本で言うと田原俊彦みたいな感じ。
としちゃんをもっと若くしたような感じのね。
残念ながら、20代に差し掛かる頃には役者として売れなくなり、彼は
俳優業を引退しているようです。
メロディに扮したトレイシー・ハイドも然り。あまり売れなくて引退した
みたいですね。確か、だいぶん大人になってからヌードになったか
ポルノに出たかなんかで話題になったような気が・・・。大人になった
トレイシーハイドしか知らなかったので、この映画でこんなに可愛ら
しい女の子だったことにビックリ。日本で人気が出たのもうなずけます。
(ちなみに、オーンショー役のジャック・ワイルドとマーク・レスターは
実生活でも競演が多く、仲が良かったそうです。ジャックは細く長く
役者を続けていましたが、残念ながら53歳の若さで数年前に亡くなっ
てしまいました)

この映画、日本でくらいしかヒットしなかったそうですが、マイケル・
ジャクソンも知ってたのなら、アメリカでもヒットしなかったわけでは
ないんじゃないかなと思いますが。

全然期待せずに見た映画だったせいか、やられちゃいました。
DVDをぎゅっと抱きしめたくなったなー。
これは購入したい映画です>DVD
恋愛01:00comments(0) | - |
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父ちゃんのポーが聞こえる
JUGEMテーマ:映画
 
今年6月に死去された小林桂樹主演の、当時名作といわれた
1971年の映画「父ちゃんのポーが聞こえる」。
難病指定になっているハンチントン病の規子(吉沢京子)の
姿と、機関士である父親杉山、それぞれの葛藤とふれあいを
規子の死まで描いた作品です。
これ、実話だそうですね。

まだ中学生くらいの規子は、見てて「ええーー」ってくらいのお父
さんっ子。お父さんに負ぶってもらったり手をつないだりしている
シーンがあり、この親子の絆が伺えます。

母親は既に亡くなっていて、お姉ちゃんはそろそろ嫁ぐ予定、
自身も学校生活を普通に楽しんでいる、ごく普通の女の子なん
ですが、ある頃からやたらと転倒するようになり、そのことから
病院でのリハビリを兼ねた入院生活を余儀なくされるように
なります。
「ハンチントン病の疑いがある」。

父はその頃再婚をし、新しい母親は赤ちゃんを身ごもっているし、
父親は仕事が忙しい中で規子は孤独な入院生活を送っていく
ようになっていきます。
閉鎖された世界の中で、人々は自分に全てを捧げ関心をしめ
してくれるわけではない・・・仕事が忙しいからと、自分が望む
ようには見舞いにこれない父、良くなって退院していく病室の
仲間、横恋慕した男性が自分を置いて東京に行ってしまう・・・
そういう出来事の中で、規子が”独り”を感じて葛藤するのが
演出されています。
”みんな、やっぱり自分が大事なんだ”と。”誰も私に関心を
持ってないのだ”とおもう孤独。

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淡々とそういう世界を描きながら、規子の最後までを描きます。
決して明るい映画ではないですね。でも、お涙頂戴的なつくりで
はなく、ある意味淡々としすぎているかも。
規子の心の声が音声となって流れる演出方法には、ちょっとがっかり。
演出のせいなのか、吉沢京子の台詞の言い回しがクサいから
かどうかは分かりませんが。

なので、あまり感情移入することなく最後まで見ましたけど、
さすがにお父さんが泣くシーンでは、もらい泣きはしました。

何かの評価記事で、「学校の映画鑑賞会の時間に見た」と
かかれてありましたが、まさに学校で上映しそうなタイプの
文科省推薦、みたいなタッチの映画ですね。

レンタルはないようですが、あえて見る必要はない映画かも。
人間ドラマ18:23comments(0) | - |